愛犬との暮らしの中で欠かせない、ブラッシングや爪切りなどのお手入れ。
毎回嫌がってしまったり、うまくできずに悩んでいませんか?
実は、こうしたケアはちょっとした工夫とトレーニングで、ぐっと楽になることがあります。
ハズバンダリートレーニングとは・・・?
ハズバンダリートレーニングとは、「受診動作訓練」のことです。
慣れない場所や診察、施術時に感じる愛犬たちのストレス軽減、愛犬と人の安全確保に役立ちます。
おうちでのお手入れが苦手な子にもぜひ取り入れてほしいトレーニングです。
愛犬のために役立つポイント
ポイント1
愛犬たちのストレス軽減
通常、動物にとって爪切りやブラッシング、顔周りのケア等、非常にストレスフルです。
これに伴う動作に慣れることで、ストレスを減らすことを目的とします。
ポイント2
愛犬と人の安全
トリミングサロンやおうちでのお手入れ作業は苦手な子も多く、暴れてケガをすることもあります。
事前にトレーニングを行うことで、そういった行為を防ぎ、安全にお手入れすることも目的の一つです。
愛犬に強制をせず、協力して作業を進めるためのトレーニングとして、ハズバンダリートレーニングをオススメします。
case01 お顔回りのケアやブラッシングが苦手な子には

「伏せの状態であごのせ」
のトレーニングがオススメです。
伏せをした状態であご乗せキープをめざします。
「伏せの状態であごのせ」詳しい練習方法↓
- 愛犬に伏せをしてもらう
- 愛犬があごを乗せやすい位置に手のひらを出します。
- おやつであごが手のひらに乗るように誘導
(*一瞬でも乗せてくれたらおやつをあげましょう) - 2~3回何度も繰り返してください。
(*回数に応じてあごを乗せている時間を伸ばしていくのがポイントです。) - あごを乗せた状態で、目元や体を手で優しく触ります。
(*触ったらすぐご褒美を徹底してください) - 手で慣れてきたら、お手入れ用具等を体に当ててみます。
(*当てるだけでOK) - 1~6までが出来るようになってきたら、ブラッシング等実際にお手入れをしてみましょう。
最初は焦らず、ゆっくりと愛犬の様子を観察しながら行ってみましょう。
case02 爪切り・足のブラッシング・肉球のケアが苦手な子には

「足先を触る練習」がオススメ!
足を触られても嫌がることなく、触れられることをキープ出来ることを目指します。
「足先を触る練習」詳しい練習方法↓
- まずはお手をしてもらいます。
- そのまま人の手のひらに置く時間を少しずつ伸ばします。
(*足が乗っているときにおやつをあげます。乗せ続けるには、最初はこまめにおやつをあげましょう) - 手のひらに足が乗っているときに、軽く握ってみたり、触ってみましょう。
- 3を繰り返し、少しずつ触る時間を伸ばしていきます。(左右どちらもやってみましょう♪)
- 1~4が慣れてきたら、ブラシや爪切り等を軽く当ててみましょう。
(*道具を使うときも褒めることを忘れずに!)
後ろ足はお手が出来ないので、足を軽く触れるところから始めてみましょう♪
超重要ポイント

- いきなりベタベタ触らない
-
初めは、手でかるーく「チョン」程度でOK。
道具で触る際も、最初は当てるだけで◎ - 触ったら、必ずご褒美を
-
おやつが好きな子は「触ったらおやつ」を繰り返すと◎
(あげるのにもたもたしていると、愛犬も気になって動いてしまうので、素早くあげるのが重要!)
おやつにあまり興味がない子は、愛犬の好きなところを撫でてあげたり、優しく声掛けをしてあげるのでもOK! - 抵抗する前に終わる
-
あくまでも愛犬に協力してもらいながら行うので、強制して拘束するのはNG。
なるべく嫌がる仕草等が見られる前に解放してあげましょう。 - 褒めのトーンは落ち着いて
- 愛犬にもリラックスをしてもらうため、人も落ち着くことが大切です。
最後に
今回は愛犬に負担をかけずにお手入れを行う、愛犬との信頼関係を築くことが出来る「ハズバンダリートレーニング」をご紹介しました。
愛犬とコミュニケーションを取り、おうちでもお手入れが出来るようにぜひ取り入れてみてください♪


