「うちの子、水をあまり飲んでないな…」と感じた事はありませんか?
猫と暮らしていて、一番心配なのが「おしっこ」のトラブル。
水分補給が足りていないと、泌尿器トラブルや便の硬さなど健康リスクにつながる可能性があります。
愛猫が健康に暮らせるように、猫が水を飲まない理由と、水を飲ませるためにできる対策を紹介します。
猫が水を飲まない主な原因

猫はもともと、積極的に水を飲む習性が少ない動物です。
・狩りで獲物から水分を補給していた名残
・砂漠の動物が先祖にいるから少ない水分でも生きていける
など、理由は諸説ありますが、本能的に喉が乾きにくい性質を持っています。
しかし、そのまま放置して良いわけではありません。
他の要因が隠れている可能性があります。
考えられる原因
- 環境
- 猫はとても環境に敏感です。水飲み場が騒がしい場所、トイレの近くなど、落ち着けない環境だと水を飲まなくなることがあります。
- 容器
- 他の猫の唾液がついた水を嫌がる猫もいます。多頭飼いの場合は注意が必要です。容器のサイズやニオイが気になっている場合もあります。
- 体調
- 口内炎や歯周病で、口の中に痛みがあると、水を飲む事を嫌がります。そもそも体調不良の可能性もあるので、変化がある場合は早めに対処してあげましょう。
猫に水を飲ませる方法|今日からできる4つの工夫

【1】水飲み場を増やす
猫に水を飲ませる方法として、まず見直したいのが設置場所です。
- 家の中に2〜3か所設置する
- 猫の動線上に置く
- 静かな場所を選ぶ
目につく場所にあるだけで、自然と飲む回数が増えることがあります。
複数個所設置することで、猫が好まない水飲み場も判明します。飲みに行くことがない場所は猫にとって嫌な場所となります。
【2】水をこまめに交換する
猫は新鮮な水を好みます。
- 1日1〜2回交換
- 夏場は特にこまめに換える
- ぬるくなった水は避ける(※猫による)
- 水道水を避ける(※猫による)
流れる水を好む猫も多いため、自動給水器で常に動く水を試すのも一つの方法です。
また新鮮な水を好むが、冷たすぎる水を嫌う子もいます。ぬるま湯など温度を変えて試してみて下さい。
水道のカルキ臭が苦手な子もいます。猫用の水や軟水のミネラルウォーターをあげてみてください。
【3】水の器を見直す
おすすめ素材
- 陶器
- ガラス
- ステンレス
ヒゲが当たらない広めの形状を選ぶと、飲みやすくなります。
高さも飲みやすい高さになるよう台付の物がおすすめです。
【4】食事から水分をとる
水分補給が少ない猫への補助的な対策です。フードからだけでは十分に水分を取ることはできません。
- ドライフードをぬるま湯でふやかす
- スープタイプのおやつを取り入れる
- ウェットフードに切り替える
ウェットフードは水分量が高く、ドライフードに比べて約6〜7倍も水分を保持しており、効率よく水分を摂ることができます。
全てをウェットフードに変えてしまう前にまずはトッピングやおやつから始めてみましょう。
猫の水分不足サイン
猫の脱水症状は、5%程度の水分が失われるまでは気づきにくいと言われています。次の症状がある場合は注意しましょう。
- トイレ回数が減る
- 尿の色が濃い
- 便が硬い
- 毛質が悪くなる
- 元気がない
水分不足は泌尿器トラブルのリスク要因の一つといわれています。日々の健康チェックと愛猫をしっかり観察してあげてください。
愛猫にぴったりの「水分補給スタイル」を見つけよう
猫に水を無理に飲ませることはできません。様々な方法を試して愛猫が好んで飲んでくれる方法を見つけましょう。
大切なのは、愛猫の好みを観察しながら、「無理なく続けられる方法」を見つけてあげることです。


